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HOME > 昆布と食文化 > 和文化と食コラム : ベスター教授 来社



 平成28年6月、日本文化に大変造詣の深い、ハーバード大学教授でライシャワー日本研究所所長のベスター教授が来社された。
写真左上:奥井海生堂店舗前にて         写真左下:ベスター教授の著書「築地」         写真右下:10/15ロードショー「築地」 
 
敦賀駅頭から地元福井テレビの取材もあり、大変にぎやかな訪問を頂いた。
お土産にはベスター教授の著書「築地」を頂く。650ページもの大作。
かれこれ10年ちかく築地へ通い書き上げた、本格的な専門書である。

 映画「築地」 詳しくは → http://tsukiji-wonderland.jp/



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5ヶ所ある昆布倉庫の一番新しい、元町倉庫へご案内する。
始めて見る昆布の山に驚かれていた。ここでもテレビ取材は続く。
 

 
利尻昆布、羅臼昆布、日高昆布と昆布の種類違いの昆布水の試飲。
それに蔵囲い昆布の古いビンテージ昆布の試飲。興味深く、それぞれの違いに驚かれていた。
海外からのお客様には微妙な味わいの違いが、和食の料理人さんにとっては料理を決める決定的な下味になることや、
雑味の除去など興味深く昆布の話を、お聞きいただいた。
 
弊社で一番古い28年蔵囲い昆布をご覧頂く。平成元年礼文島香深浜で収穫された1等検天然昆布。
生産者名の欄に記された漁師さんは既に亡くなられており、世代を超えた蔵囲い昆布に感動されていた。
 
 北海道で収穫される昆布が、どうして福井県、敦賀市に集中してきたのか。
弊社はその疑問をご説明する為に、南越前町へご案内する。
 資料館を兼ねた「北前船主の館・右近家」の玄関先にて記念撮影。
 
 
右近家やその分家、婚姻関係のある、同じく船主の館。右近家の菩提寺が並ぶ家並みは圧巻であった。
しばらく歩くと、船頭さんや乗組員の家々が並ぶ。北前船遺構としては一級との事。
館のある旧河野村は北前船の寄港地ではなく、船主をはじめ乗組員一同の村である。
その為に北前船の研究にはとても貴重な地域となっている。
 
 
 右近家の主力船だった八幡丸の船模型の前で記念撮影
 
 
 北前コーヒーのご主人、竹森さんが拙書「昆布と日本人」を読んでおられて記念撮影。
ベスター教授一行には「右近家」、大変喜ばれており、日本の近代化に果たした、北前船の役割のその大きさ、
スケールの大きさに皆さん驚かれていた。
 
 
 



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