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HOME > 昆布と食文化 > 永平寺の精進料理と昆布 : 細工昆布の話

永平寺の精進料理と昆布 細工昆布の話




菊花昆布(細工昆布)をつくる


1.

表面を削った細工用の昆布で、葉になる部分を切る。

2.

二つ折りにした約10cm幅の昆布に細く切り目を入れる。

これをクルクルと巻いて大輪の菊の花弁をつくっていく。

1.

幾重にも巻き上げて、昆布の菊の花ができる。花弁の先が輪になっているので、揚げたとき丸くふくらむ。

4.

先に切っておいた2枚の葉を菊の花の根元に添える。

5.

細く切った昆布のひもで巻いていき、
昆布のひもをしっかり巻いて結び、菊の花をつくる。

6.

表に返して、菊の花弁を1枚1枚バラバラにしながら形を整える。大輪の菊花昆布のでき上がり。

菊花昆布。永平寺の特別の法要などには、「大菊花」と呼ばれる昆布が納められる。

菊花昆布(細工昆布)揚げる

180~190℃に熱した油で揚げる。先に、花の部分を下向きにして揚げ、次に葉を揚げる。香ばしい昆布のにおいが立つ。

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奥井家では、正月の床飾りとしても大菊花昆布が使われます。稲穂と松、水引の結びを添えて一年の安泰を祈ります。








 永平寺の客膳に台引として供される吉祥(蛇腹)昆布。あじろ昆布とも呼ばれます。 蛇腹の呼称
 は、その細工が蛇の腹に似ているから、とか。

菊花昆布と吉祥昆布。 昔ながらの手仕事の風景。



※吉祥昆布はこちらでおもとめいただけます




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