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HOME > 昆布と食文化 > 永平寺の精進料理と昆布 : 大庫院で見せていただく典座のお料理

大庫院で見せていただく典座のお料理


※この項の写真は、2007年8月、三好良久典座御老師のご許可を得て撮影しました。
㈱奥井海生堂 広報担当 山田郁恵

仏殿から望む大庫院。典座御老師の指導のもと、雲水たちがすべての食事をまかなう建物です。



典座のお料理・レシピへ永平寺大庫院取材記へ
 
大本山永平寺大庫院典座、滋賀県八日市妙応寺住職。
昭和22年(1947年)生まれ。昭和41年、永平寺上山。
平成16年4月に、永平寺大庫院典座に就任。
典座とは…永平寺の運営、修行僧の指導などを担当する「役寮」とよばれる僧から任命される「六知事」という役職の中の一つ。
修行僧らの三時の食事を司る要職。



弊舗では、二代目・辰之助の代に
大本山永平寺御用達の御許可を賜り、
爾来百有余年昆布を納めさせていただいております。
そのご縁もあり、このたび、永平寺典座を
務めておられる三好典座御老師に、
実際に大庫院で作っておられるお料理を
ご紹介いただくことができました。

大庫院とは、永平寺のお台所。
一般のお寺では“庫裡(庫裏)”と呼称されるところです。
『典座教訓』の教えにあるように、
典座自らが厨房に立ち、修行僧たちの日々の食事を
まかなわれます。 

教えていただくお料理は、身近にある食材を使い、
家庭で簡単にできるものです。
手順をおろそかにせず、丁寧に仕事をすることで、
素材のうま味を存分に味わえる、
素敵な一品が出来上がります。

 
760年前に道元禅師によって著された『典座教訓』には、
現代に通ずる教えが記されています。
「どんな食材を調理するときでも、深く感謝し、
敬いの心を持つことが肝要である」ということもその一つ。

道元禅師の教えを心に置きつつ、厨房に立ってみてください。   
 




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