2015年9月5日(土)

掲載誌紹介

道元禅師の『典座教訓』を読む <ちくま学芸文庫> 装丁に粥座写真にて

著者:秋月龍珉

発行者:山野浩一

発行所:株式会社筑摩書房  ちくま学芸文庫

装丁の写真 粥座(朝食) 写真提供:奥井海生堂

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本書は、道元の著作『典座教訓』、すなわち禅院の食事係(典座)の心構えを説いた書物を、秋月龍珉氏が禅の思想的背景について詳しく説明しながら分かりやすく解説したものである。元々、1985年に大法輪閣から刊行されたものを、このほど、読者の熱心なご要望により文庫版として刊行されるに至ったと聞く。————解説より抜粋。

 

永平寺の粥座(朝食)が表紙となっています。(弊社、写真提供)御本山の開祖、道元禅師様の「典座教訓」。わかりやすく解説された秋月先生の待ち望まれた文庫本です。和食が世界文化遺産登録された今、改めて読まれる方々が多いそうです。期待の一冊と書評で書いておられる著名な料理研究家の先生もいらっしゃいました。