2021年4月26日(月)

地域の情報・徒然草

金ヶ崎トレイルマップ 金ヶ崎~天筒山~中池見湿地

中池見湿地について!!

平成24年7月3日に、「三方五湖」に続く県内2か所目のラムサール条約湿地として、敦賀市樫曲の「中池見湿地」が登録されました。

 <中池見湿地の特徴および登録の理由>

敦賀市の市街地から北東わずか2キロメートルに位置する中池見湿地は、広さ約25ヘクタールほどの湿地にデンジソウやミズノトラノオ、ホトケドジョウをはじめとした約3,000種もの貴重な動植物が生息しています。
また、地形は「袋状埋積谷(ふくろじょうまいせきこく)」という特異な地形であり、約40メートルを越える泥炭層も確認されています。これら多様な動植物の生息や貴重な地形が評価され、登録が認められました。

 

2年前、雑誌「サライ」に掲載された1枚の写真。海側から撮影された写真は敦賀港、市街地を守るように金ヶ崎から天筒山、中池見湿地まで山が連なっています!

金ヶ崎トレイルマップを手にして、このGWには、家族で散策してみてください。

NPO法人中池見ねっと (raindrop.jp) ← ホームページをご参考に~

●歴史を自然を感じて歩こう!と云うことで、「金ヶ崎トレイルマップ」ができたそうです。

歩けば見えてくる地形に刻まれた歴史・・・

南北朝・戦国時代の山城の遺構をたどりながら、四季折々に表情の変わる豊かな自然に包まれる、敦賀の魅力たっぷりの金ヶ崎トレイルをどうぞお楽しみください。

 

<補足>

ラムサール条約とは

湿地の保護と利用管理を目的とした国際的条約で、正式名称を 「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(Convention on Wetlands of International Importance Especially as Waterfowl Habitat)」といい、1971(昭和46)年イランのカスピ海沿岸の都市ラムサールで採択したことから「ラムサール条約」と呼ばれています。
ラムサール条約では、およそ3年ごとに、条約に加入している国(締約国)が集まって締約国会議が開かれ、各国の湿地の現状や保全の取組みなどの情報交換や、条約の実施を推進するための話合いが行われます。
ラムサール条約の事務局は、スイスのグランに置かれています。