2021年6月17日(木)

地域の情報・徒然草

土環舎towayaへ!ぷち旅その1 土生土帰で循環再生?

そこには、昔は良く見かけた土管らしきものに?ご案内の表札が突き立てられていました。笑
傾きがちょっと可愛いい~。先週のぷち旅のお話です。

話題の土・環・舎・(towaya)へ。 越前陶芸村で知られる越前町小曽原(おぞわら)まで。

入り口を入ってすぐ、目の前に、大きな大きな大きな焼締め壺。大変、目を惹きました。いやいや、りっぱな水瓶です。

江戸後期、北前船に積み込まれ、貴重な飲み水を貯水。その水は決して腐ったりはしなかったそうで、この水瓶の殺菌効果は明らかだったようです。本当は、この瓶、持ち帰りたくなったほど、とても魅力的でした。古代の不思議を秘めているようで。

<以下引用>

越前焼は、今から約850年前の平安時代末期から始まり、主に水がめ(水や穀物用)や、すり鉢といった日用雑器を中心に生産していました。
越前海岸から北前船によって、北海道から島根まで広まり、北陸最大の窯業産地として発展しました。

http://info.pref.fukui.lg.jp/tisan/monosato/echizenyaki.html より

越前ものづくりの里プロジェクト

海外からの来客にも備えて、英文でのご案内。ネイティブ表記?とのことでした。

こちらのインテリア家具、いや、江戸時代のたんす、長持ち、妙に落ち着く。照明器具のセンスの良さ、光る!

藁と土でできた粗壁は江戸時代に作られた土蔵の証、龍の絵画は神龍画家 緋呂さん作

https://art-hiro.com/

そして、越前焼きの作家さんの作品がたっくさん、展示、販売されていました。

そして、この花を毎週、生けるオーナの千葉亮さん、やっぱり流石、流石で。部屋の中央で土蔵オーラを放っていました。花の存在感が大きいです。

作家さんであり、プロデューサーであり、多才な文化人の千葉さんは、魅力一杯、夢一杯、キラキラがつるつるいっぱいのヒトです。

山野から、四季の草・木・花を摘んで、これぞとばかり自然の美、小曽原の景色を表現されています。

福森武雄さんの花の写真集『游行』の紹介文に「花は神の意志を示すメディアである。」と書かれていたのを思い出しました。是非とも、写真集にしてくださいね。写メも毎週FBに掲載してほしいです。

https://www.facebook.com/%E5%9C%9F%E7%92%B0%E8%88%8E%E3%81%A8%E3%82%8F%E3%82%84-105424418375404/?ref=py_c

レトロな帯をセンターラグにディスプレイ。赤い陶器(越前焼)はひときわ美しかったです。

お二階は、リラクゼーションルーム? ハンモックの揺れは驚くほど、気持ち良くて懐かしい、癖になりそうで。このハンモックも販売されているかを聞くべきでした。(^_-)-☆

これこれ、この白い越前焼のお皿、ステキでした。フレンチにも和食にも懐深い味わいを醸し足してくれるはず。

その厚みと重みと大きさと釉薬の魅惑的な光沢と。バランスが素晴らしいと心から感じました。

そうそう、越前焼の水瓶のお水で、セレクトされたおちょこで頂いたコーヒーはとてもまろやかで確かに美味しい。水の力!感じました。お話しすること、お聞きすることが多すぎて時間が足りなかった。。。

最後に、記念の一枚❤ かなり痩せられてスリムなお姿、大島紬のお着物をリメイクされたスカートも含めて若返り、おしゃれな千葉亮さんをリスペクトしています。

http://www.town.echizen.fukui.jp/event/02/p006369.html

土のモノギャラリー、土環舎で土生土帰、確かに感じました。

循環再生のあらゆる視点を人それぞれに見出して、持続可能に繋げていくことがとても大切だとひしひし感じる今日この頃。。 ぷち旅その1 おわり

予告!

ぷち旅その2 だいこん舎(美味しいお蕎麦と越前焼のおはなし)

ぷち旅その3 色鉛筆と金魚展(吉田ときおさんの個展のおはなし)