2013年9月11日(水)

地域の情報・徒然草

はたらくひと ‐奥井海生堂の仲間たち‐ 久保博史さんの巻(*^^)v

今日は、工場で働く久保さんから原稿を頂きました*

 

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私は耳が聞こえません。理由は母が妊娠3ヶ月頃に風疹にかかり、そのウィルスがお腹にいた私の聴力を奪ってしまったからです。

私は1歳頃から母と一緒に福井市にあるろう学校に通い、幼稚部、小学部、中学部、高等部を卒業しました。でも中学部までは手話が禁止で、先生が口話を見たり、身振りが多くてもわからなくて大変でした。高等部から手話を使えるようになって覚えました。今は、毎週金曜日の夜、手話サークルへたまに行って勉強しています。

そして今現在、奥井海生堂にお世話になっています。仕事は、とろろとおぼろと日高と利尻などの昆布の袋の開け口にトップ紙を付けるトップ付けをしています。年末、仕事が忙しいときはとても大変です。でも、皆さんから久保君は頑張り屋さんだと言われるのですごく嬉しくて、奥井海生堂に入ってよかったなぁと思います。私はもっともっと頑張って、任されるようになりたいです。

家ではリュウという愛犬がいて、散歩したり遊んだりしています。

聴覚障害者福祉協会の役員をしているので、会議に出たりパソコンで資料作りやパワーポイントをしたりして毎日がとても充実しており、ありがたく思います。

会社や友人、そして家族に感謝して日々過ごしています。

 

 

以上、笑顔が素敵な久保さんでした*