本日のお客様は、和食文化国民会議の第３回研修旅行の皆様です。

技・知恵部会、調査研究部会共催の研修旅行は今回福井県が選ばれ、技・知恵部会の村田部会長。調査研究部会の大久保部会長を中心に実施されました。２０日朝、米原駅で集合し、１泊２日の福井県内研修旅行が始まりました。２日目、弊社で昆布の説明と昆布蔵見学の実地研修を実施。和食文化国民会議の伏木会長、後藤副会長や事務局の専務理事、常務理事はじめ会員の方々総勢３１名がお見えになりました。初日は県内の和食にまつわる伝統工芸品、越前和紙、越前打ち刃物、越前漆器のそれぞれの産地をめぐり最後に黒龍酒造の酒蔵を見学しました。２日目は東尋坊、大本山永平寺と巡り最後に弊社にお越しになりました。大本山永平寺では昼食（ちゅうじき）をはさみ御法話や伽藍をゆっくりとご案内を頂き２時間を超える貴重な経験をさせて頂きました。

福井県での研修旅行なので、技・知恵部会の副部会長、弊社社長が今回の研修旅行の幹事を拝命。皆様を引率され、３階の研修室ですぐに昆布講座が始まりました。パワーポイントを使っての約４０分の講義、昆布蔵見学と限られた時間内で、担当社員も段取り良く皆様をご案内させて頂きました。事務所中央には４大銘柄の立派な昆布も飾らせて頂き、それぞれの昆布の味わいの違いも見て頂きます。

昆布出しの試飲では、利尻昆布、羅臼昆布、日高昆布の３種類のだしの味の違いを体験して頂きました。

昆布は、産地（浜）により収穫される昆布が違い、昆布の種類により、味が違うこと、

使い方も違うことをいろいろ、説明させていただきました。

その後、昆布の出荷までの作業の様子も見学されました。袋づめには、昆布を折りたたみますので、その作業を不思議そうにご覧になっておられました。

そして、昆布職人さんによる手すき昆布の実演。

年々、全国で少なくなりつつある「手すき昆布」は、本当に貴重です。

職人さんの笑顔も、とぉっ～てもステキです(^^)

実演の隣では、白板昆布・おぼろ昆布・吉祥昆布、そして、最高級木箱入り蔵囲昆布なども展示しました。研修ツアー、見学会場として、しっかりと目で確かめて頂くために昆布の希少な商品を展示させて頂きました。

もちろん、最後に昆布蔵。。。をご覧いただきました。

昆布蔵に眠る年代物の昆布には、大変驚かれているようでした。さすがに、皆様が生まれた年の昆布は眠っておりませんが、ご結婚されたくらいの年、平成元年度収穫、香深浜産利尻昆布も囲われているところを見て頂きました。

出発時間が迫るな中、神楽本店を希望されて、沢山のお買物をしてくださいました。ご購入いただき本当に、ありがとうございました。

そして、無事、全日程を終了。

「福井の歴史と伝統技術の現場を巡る」今回のツアーはとても充実したものだったと、参加された会員の皆様からねぎらいのお言葉を頂きました。

皆様、２日間お疲れ様でした。遠く長崎県からのご参加の会員もおられました。皆様、遠方からのご来社、誠に有り難う御座いました。

両家の顔合わせの手土産は、風呂敷に包んでお持ちください！
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6月に結婚式を挙げると女神ヘラの加護を受けて一生幸せになれるという言い伝えが生まれたとされています・・
「ジューンブライド（June Bride）の由来」

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