2018年10月26日(金)

トピックス

平成30年収穫、礼文島新昆布が到着しました。           平成30年10月24日(水曜日)

10月3日開催の礼文島、香深漁業協同組合と船泊漁業協同組合の共同入札会で落札された、今年の新利尻昆布が弊社元町倉庫に到着しました。10トントレーラーで礼文島から直接運ばれてきました。

荷受けブースで社員総出での荷受け。すべて手おろしです。午前中いっぱいかかりました。

運送会社のドライバーの方も大変です。10トン、650束の昆布を下ろさないと業務終了にはなりません。当然弊社社員もトレーラーに乗り込み一緒に荷下ろし作業をします。

元町倉庫では2階部分へ上げます。エレベーターの上げ下げにも時間がかかります。

3年前収穫昆布、2年前、昨年と同じ銘柄の昆布が混載されないよう気を使います。積み上げる場所を決めるにもこれからの作業を考えて決めていきます。今年使う昆布は前面へ、当分寝かせる昆布は奥の方へと場所取りが大変です。

.

秋晴れの好天に恵まれ、作業もはかどりました。夏の最北、礼文島で収穫された昆布の独特な匂いも、心地よい北海道の夏の香りです。この香りが無くなる頃に、新昆布は「蔵囲昆布」として成長、熟成していきます。京都の料亭様がお使いになる高級昆布として出荷されていきます。

今年は例年になく、上物が多く収穫されました。そのような年の昆布は立派な昆布に育っています。天候もよく天日乾燥状態も申し分ないものばかりでした。2年後、3年後が楽しみです。

元町倉庫で半分の昆布が下ろされ、残りは本社倉庫で下ろします。こちらは1等検昆布が中心に下ろされました。

 

 

.

.

礼文島、香深浜産天然利尻昆布も今年は昨年を大きく上回る豊漁でした。久しぶりに数多くの昆布が到着。

船泊浜産昆布も豊漁でした。荷受け作業も久しぶりにうれしい悲鳴が上がるくらい大変でした。

この作業が終わる頃、敦賀も雪の季節。天候もみぞれ交じりの寒い季節になります。越前蟹や冬の脂ののった魚が美味しい季節を迎えます。