2025年8月4日(月)

トピックス

利尻島、礼文島の視察へ行ってきました

7月28日(月)に、社長と営業部長と私の3人で利尻島、礼文島の視察へ行ってきました。
北海道の最北端、稚内駅の目の前の港からフェリーに乗り換えるとおおよそ1時間半で利尻島、2時間で礼文島へ渡ることができます。
現地の方の言では今年は非常に暑いとのことでしたが、暴力的な暑さの本土から比較すると、非常に涼しく感じられ、北の大地に降り立ったという感慨がわいてきました。
当日は沖に出ている船は少なかったが(津波注意報発令中でもありました)、浜の干場で昆布を干す作業があちらこちらで行われておりました。
漁師さんの話では「今年は久しぶりにいい昆布が取れている。海にはまだまだあるから結構集まるんじゃないか」ということでした。
干場に干された昆布は見た目にも力強く、1等検の昆布も期待できるんじゃないかと思われました。
また漁協で組合長さんのお話を聞くことができました。「この海は豊饒です。毎日見ているとわかります。各地からいろいろな回遊魚がここへやってきて、脂を蓄えてまた各地へ戻ってゆきます。海水温の上昇などでダメージも受けますが、回復力も高いんです」と概ねこのようなこともおっしゃっておられました。
昆布は採取して終わりでなく、弊社まで届くまでに、乾燥、選別、仕立て、結束と多くの手間暇がかかります。
お客様のもとへ届くまでにはさらに1年以上の期間がありますがその間、大切に扱っていきたいと思っております。
製造部 部長