2014年1月24日(金)

トピックス プレスリリース

奥井海生堂カフェ 総集編

奥井海生堂カフェ? ? ?
その企画は、私たち社員には、ほとんど、何も知らされず始まりました~。

前日の夕方に、光子専務より「社員食堂を少し、使用するからちょっとお手伝いしてね。」と伝えられただけで。。

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そうして、迎えた当日 ・ ・ ・ ・

のっけから、こんなメニューが飛び出して、私たちは目がテンになりました。。

いったい何がはじまるのでしょうか?

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そうして、
フードボランティアの皆さんのご自宅でつくられた素晴らしい豪華なお料理が次々と飛び出してきました。

キッシュに、テリーヌ、彩どりも良く健康的なグリーンサラダ、片ぬきされたかわいいピクルス。。
美味しい香りとともに並べられ、手際よく盛りつけられ、仕上げの部分のみが食堂(別名:キッチンスタジオ)にてお料理されていました。

食べる方への心使いが行き届いて、それはそれは見事なチームワークです。

それでは、奥井海生堂カフェ全貌をご覧ください。

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こちらのピクルスですが、小浜のとば屋酢さんの酢を主に使用されているそうです。熟成された酢?で有名です。

http://www.tobaya.com/  (ご参考まで)

人参も、カリフラワーもセロリも小カブも実はそれぞれ別々に酢に浸け、今朝方、すべてをまぜ合わせて一つのビンに入れ、そして結び昆布も浸け込んで仕上げられたようなんです。

まだまだ、他にも多種のハーブや、にんにくエキスなどが含まれているそうなんですが。。。レシピがまもなく頂けるそうなんでその後、お知らせしますね。

このピクルスは酸っぱさはなくて、ホントに素材の美味しさがにじみ出たような味に感じました。
カリフラワーは唯一、私が苦手とする野菜ですが・・、食べやすい甘味とハーブやニンニクのほど良い香りで美味しく頂きました。
「香りで食べる」って昆布だしの椀ものによく使われますが、このピクルスにも云えました。複雑な香りがうま味を増幅させたんでしょうね。きっと!

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こちらのテリーヌは鮭の身をほぐし、練りまぜパウンド型に入れてオーブンで焼かれたのだと思います。。多分そういう感じ?

そして、鮭の身をわざわざ白板昆布で巻いて、こっそり入れてあるんです。トッピングされたフェンネルは魚のくさみを取ることや、心の安定をはかる効果があるようです。大好きなイタリアンのお料理に、いつものっかってます。(笑)
おどけたピエロのお顔に見えるテリーヌ! 鮭の塩けだけで特には、調味料を入れてないそうです。ほんとにヘルシーです。

やさしい味でしたが、テリーヌらしさのあのまとわりつくような重みもありました^^; ワインに合いそうですよ~、リースリングでどうでしょうか?^^;

 

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こちらおぼろ昆布のキッシュ!

キッシュは、卵とクリームを使って作るフランス、アルザス・ロレーヌ地方の郷土料理と言われています。
パイ生地にお野菜(ホウレンソウ)がふんわり卵に包まれて乗っているので、サクサク感とふんわり感、楽しめました。おぼろ昆布はいつもの昆布のような感じではなくて、お野菜の一つかのように違和感なく、ちゃっかり溶け込んでいました。おしゃれなキッシュの具材の仲間に入れて頂き、よろこんでおりました~。(笑)

パイ生地をイチから、作られたんでしょうね~。ほんとにお上手です。

 

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そうそう、こんな感じで黙々と盛り付け作業をされ。。

 

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フライヤーを持ち込んで、アツアツのコロッケをご提供してくださいました。 食べる人への思いもプロ!味もプロ!
そんな皆さんが、フードボランティアをされている姿勢には敬服しきりです。<(_ _)>

 

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そ・し・て

こちらはお料理をお待ちのお客様(ラッキーな組合員さん)を笑顔とトークで お・も・て・な・し・中 の光子専務!(^^)!
カブのエプロンがよく似合っておいでです! 新品なのです。張り切ってます。(いかん!それは、東京の新店オープン準備のお品ではないですか~、きっとそうデス!)
奥井海生堂カフェマダム、ヤバイです(笑)

お気楽そうに見えますが^^; いつも細心の気遣いで、皆さんを楽しませること、喜んでいただくことに心つくしております。

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こちらさつまいもで豆乳ポタージュ、昆布クルトンを浮かせて~。
オリーブオイルを隠し味に入れておられたのをちょいと見かけました。

美味しいはずです。

(そうそう、近所のみっちゃんも、お味噌汁には必ず、隠し味にオリーブオイルをトッピング! っていうてました~)

 

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米粉ロールパン、粒こんぶ入り!(^^)! このロールパンも焼きたてのようなふんわり感、よく膨らんでいました。

・・ 米粉のもちもち感、たまりません。本当に美味しかったです。

 

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サラダのうえにのっているのは、サラダすき昆布を素揚げされたもの!シンプルなのに美味しかったぁ~。知らなかったんです。サラダすき昆布のこんな美味しい食べ方を・・・。かりっと、さらっと、植物油とサラダすき昆布がよくマッチしてます。他にもレンコンのスライスも素揚げされていました。もちろん手作りドレッシング付きです。バランスよく、美味しくって、サラダがメインデッシュになれる!そんな感じなんです。

 

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これらのお料理には、動物性の食材はほとんど使用されていません。 精進料理ともいえそう!なんです。

昆布って、陰の存在だと思っていましたが、こんなにも主役になれるんですね~。

 

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さて、デザートは昆布シフォンケーキ(*^_^*)

こちらは、お仲間の”料理男子”が作ってくださったそうなんです。
昆布出し?で、甘みを抑えて塩昆布を刻んで混ぜ込んでる? 焼き色も堅さも完璧でした~。

料理男子、是非、お会いしたいです。ご家族の朝食は毎日、シフォンケーキなのでしょうか? うらやましいかぎりです。

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コーヒーを入れてくださったのは、なんとバリスタ(@_@。・・・の資格をお持ちです。)さすがに、違います。お湯の温度もきっちり計っていらして。。

はやりの「バリスタ」っていう自宅用コーヒーメーカーが人気のようですが、人の手が作り出すものにはかないませんね。

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奥井社長、光子専務より、本日の心が熱くなるようなお料理の感想と、皆さんへの感謝、ご来社のすべての皆さんへ心から御礼申し上げました。

社長より「これまでの、高級レストランのお料理は何だったの? と思えるレベルの高いお料理の数々だった」こと、お伝えしました。

何よりも、昆布という食材が主張しすぎていない自然の味で、しっかり役割を果たしていることが、社長の心を打つものだったそうです。

 

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この企画をご提案してくださった 福井県民生協様には、心より感謝申し上げます。

今回、お料理をして下さった、皆さん(先生方)の真剣さと研究熱心さを拝見し、私たちはいつのまにか、昆布について、頭でっかちになっていたような気さえします。すべてにおいて、意趣卓逸の内容に教えられました。感謝でいっぱいです。

本当にありがとうございました。