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| 重箱に詰められたおせちを家族がそろってかこみ、新春を寿ぐ…。 かつては、おせちといえば手作りがあたりまえでしたが、近頃では有名料亭やデパート、コンビニエンスストアでも様々なおせち料理を求めることができるようになりました。 おせち料理の基本となるのが、祝い肴、三つ肴とよばれる三つの料理。 関東では黒豆、数の子、ごまめ(田作り)、関西では黒豆、数の子、たたき牛蒡のことをさします。 昔から、祝い肴と餅があれば正月が祝えたといわれています。逆に、祝い肴無しではどんなに豪華な料理をそろえてもおせち料理とは呼べないといいます。 祝い肴の他にも、おせちのお重にはいわゆる伝統的な菜がつめられます。それぞれにすべて、意味があります。 |
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おせちは四段重に詰めるというのが本来ですが、最近では段を減らしたものや、また、重箱に詰めずに大皿に盛り合わせにする、各人銘々に盛るなど、様々なスタイルがみられます。詰め合わせ方も地域や家によって色々。 必ずしも形式にとらわれる必要はありません。味の組合せ、形・配色のバランスなどを考慮しながら、ハレの日にふさわしい仕上がりになるように詰め合せていきましょう。 |
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| 新しい年がよい年であるように…そんな思いは、昔も今も変わることはありません。 |