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HOME > 昆布と食文化 > 永平寺の精進料理と昆布 : 大庫院でのお料理 : 取材記 H22年9月

永平寺大庫院取材記


※この項の写真は、2010年9月、特別のご許可を得て撮影しました。
㈱奥井海生堂 広報部 
 


大本山永平寺のお台所(大庫院)と弊社昆布蔵取材記

 

 2010年11月4日~6日までアメリカ、カリフォルニア州で開催された第13回 Worlds of Flavor の国際会議で使用するテキスト『日本料理のこころ』の取材がありました。


 カリフォルニア州 ナパバレーにある The Culinary of America グレイストーン校で開催された国際会議(第13回)の今年のテーマはなんと『日本の味と文化』です。今までにない大きな影響力がある日本料理や日本の食文化紹介へのカンファレンスです。その為に日本を代表する各分野のトップシェフが大勢参加され、アメリカでは初めての試みとなるあらゆる角度からの日本料理の『今―最先端』が紹介されます。

 その会議で使用されるテキストのコンセプトも素晴らしく、イエローデータの岡部社長や料理カメラマンの越田様がわざわざお越しになり、取材にも力が入りました。もちろん弊社も協力をさせて頂き、大本山永平寺に古くから伝わる『精進料理』と弊社の『蔵囲昆布』の取材は9月27日、28日の両日行われました。

 今回、永平寺様では国際会議に使用されるテキストという事で、秋の大きな法要中(開祖 道元禅師猊下の御正忌)であるにもかかわらず、特別に取材の御許可をお出し頂き、大庫院を中心とした撮影やインタビューが行われました。
 普段なかなかご紹介出来ない、大法要中の大本山永平寺のお台所(大庫院)の模様、料理長(典座御老師)の貴重な記録取材の模様を同行致しました奥井がご紹介致します。   (文責 奥井隆)

 
 
 
 
9月27日 車にて早朝の永平寺へ参登

9時半に総受処で取材許可証(以前に取材許可願いを提出)を受け
取材者の名札をいただいて、いよいよ大庫院へ向かいました。


いつもそうですが、早朝の永平寺には張り詰めた空気で身の引き締まる思いが致しました。 





 
 
 
 
 
御本山は丁度秋の大法要(開祖 道元禅師猊下の御正忌)の真っ最中。
 



 

     
 
なるべく伽藍は歩かずに大庫院にて、取材に専念されました。

 
 
   
 
 
大庫院には普段見かけない特別な器や箱が多く並べられ
特別な法要の雰囲気は、お台所からも伝わってきます。

 
 
 
 
 
 
なるべくお忙しい典座老師の邪魔にならないようにしておりましたが、
御老師は、空き時間を見つけては、「取材願い」にてお願いをしていたお料理を
作ってくださり、取材は順調に進みました。
 

 
 
 
 
 
法要中の一番大切なお料理、焼香師上膳の取材を
特別にお許しいただき、短時間でしたが撮影させて頂きました。
 

 
 
 
 
 
私も実際に拝見するのは初めての事で感動的です。
弊社のお納めする特別な『献上大菊花昆布』も立派な姿で
お料理の中に飾られており、大変、感激致しました。
 

 
 
 
 
 
特別な客室にて、ご接待のお食事の準備風景も撮影させて頂きました。
普段は中には入れない場所です。特別な雰囲気があります。
 

 
 
 
 
 
最後に一段落された御老師から普段修行僧(雲水)の召し上がっているお料理
(小食:朝食、中食:昼食)を作って頂きました。先ほどのお料理とはあまりの違いに驚きました。


朝早くから夜就眠までの修行僧の大切な御修行や色々な作務の大変さを
想像するにあまりに質素なお食事を目の当たりにし、眼頭の熱くなるのを覚えます。
私たちの恵まれた環境は、大本山永平寺で日夜、御修行される修行僧の祈りの中に
守られているような感じが致しました。本当に有り難く感無量。心からの有り難さを感じました。

 
 
 
 
 
   
最後に典座老師みずから胡麻をすってくださいました。

胡麻のすり方も色々とあるお話や、御本山でのお料理との向かい方、お気持ちなど
心に響くお話を賜り、いよいよ永平寺の精進料理の有り難さをかみしめました。


 
 
今回は、お昼を挟んでのほぼ一日の取材でしたが、普段の生活の有り難さを改めて感じる一日でした。
 
 
  【平成22年9月28日撮影    文章、写真の無断転載を禁じます】   

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